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切削工具・穿孔機器のUHT株式会社

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技術情報 | Tech Info

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レーザー加工の傾向

一般的に、CO2レーザーや固体レーザーなどは熱加工となり易く、波長の短いTHGレーザー、FHGレーザーやピーク出力の高いピコ秒レーザーやフェムト秒レーザーを用いるとアブレーション加工が可能となります。

加工プロセス

熱加工

アブレーション加工

除去プロセス

溶融、蒸発、昇華

光化学過程、多光子吸収

加工品質

悪い

良い

生産性

高い

低い

適用レーザー

CO2レーザー、固体レーザー

THG、FHGレーザー、ピコ秒レーザー、

フェムト秒レーザー

レーザー波長による加工傾向(ポリイミドシート切断) 

  • ポリイミドについては光吸収率が高く波長の短いTHGレーザーが最も品質良好です。

  • ワークによるレーザー光の吸収率が高いほど加工品質、速度ともよくなる傾向があります。

  • THG以外のレーザーでは加工不可ないし熱影響による焦げが見られます。このうち、ワークによるレーザー光の吸収率が最も低いファイバーレーザーによる加工は、熱影響が最大となります。

  • 吸収率の高い波長である、THGレーザーとCO2レーザーを比べると、アブレーション加工であるTHGレーザーの方が熱加工であるCO2レーザーより品質が良い加工ができています。

Laser_basics_polyimide_cut3.png